使いやすさが光る、ミニマルな汎用機。
Easy. Compact. Minimal but Wide Usage.

「KitMill」シリーズにおいて、優れたコストパフォーマンスを発揮するミニマル仕様のモデル。小型機ながら広域の加工範囲をカバーする「CL100」と、さらに加工範囲を広げた「CL200」「CL420」の3機種を展開。全軸リニアガイドを搭載し、基板加工機としても利用できるなど、多様な機能をコンパクトに集約。軽やかな印象を放つ純白のデザインで、自宅からFabスペースまで、さまざまな創作スタイルに対応する。
開発ポイント
コンパクトな機体 ✕ 広域の加工範囲を実現

「CL100」は、デスクトップサイズながら220 × 180mmと、広域の加工範囲を確保。
「CL200」「CL420」においても当社従来品の広い加工範囲を維持しながら、構成の見直しによってさらなる外形サイズのコンパクト化を達成した。
多様な創作スタイルに応える3サイズ展開
さまざまな創作スタイルに応えるべく、目的や用途に応じて3サイズをご用意。
「CL100」は、小型ながらも加工範囲は広域の220 × 180mm。
「CL200」は、「CL100」の奥行加工幅をほぼそのままに、横幅を拡大し加工範囲は350 × 200mm。
「CL420」は、「CL200」からさらに奥行を広げ、加工範囲は350 × 420mmにおよぶ。
■ 機種別加工範囲
CL100 : 220mm(W)× 180mm(D)
CL200 : 350mm(W)× 200mm(D)
CL420 : 350mm(W)× 420mm(D)
スピンドルモーターのカスタマイズが可能

「CL100」には12Wスピンドルモーターが標準搭載され、オプション品の30Wスピンドル化セットによるモーター換装も可能。
「CL200」「CL420」は、35Wスピンドルモーターを標準仕様として搭載。
基板加工にもハイクオリティに対応

基板加工アタッチメントの取り付けによって、基板加工機としても使用が可能。プレッシャーフットの装備により、生基板が反っていたり傾いている場合でも、高品質の基板を安定して制作できる。
また、独自開発の基板加工専用刃物「土佐昌典VC」「土佐昌典FT」を使用すれば、基板加工時の刃物交換が不要に。刃物1本で加工開始から終了まで、ノンストップの自動運転を実現することができる。
※オプション品の基板加工アタッチメントのご購入が必要です。
※基板加工アタッチメントには基板加工専用CAMソフトORIMIN PCBが付属します。
※土佐昌典VC、土佐昌典FTは基板加工オプションに付属していないため、別途お買い求めください。
※基板加工アタッチメント上部のねじを固定することで通常通り3次元加工が可能です。
Engineer : Hiroki Akitsu
Editor : Keita Fukasawa
Photographer : Kota Sugawara