KitMill BS100 / 200
税込 198,000 円〜

原点を受け継ぐ極限の基本形。

True to the Origin, Ultimately Fundamental.

「KitMill」シリーズのベーシックな機能を体現する、コンパクトサイズの基本仕様モデル。CNC加工を手軽に楽しめるよう、シリーズ最初期に開発された前機種「KitMill BT100/200」のコンセプトを発展させ、さらに安定した加工性能を確立。部品形状や製造方法の見直しなどによるコストカットと同時に、メンテナンス性を大幅に向上させた。シリーズのノウハウを結集した扱いやすさと豊富なオプションで、教育現場から特定の加工用途まで活躍の幅を広げていく。

開発ポイント

コストカットと安定した加工性能を両立

「KitMill」シリーズの特長である加工力はそのままに、コストカットを限界まで追求。前機種「KitMill BT100/200」の部品形状を見直し、樹脂部品の製造に射出成形を取り入れるなど、より簡略化された構成を実現した。
シンプルな構造でありながら、アルミや真鍮など軽金属にも安定して対応できる切削性能や剛性はしっかりと確保している。

歴代機種のノウハウに基づくストレスフリーな設計

▲ 前機種「KitMill BT200」の加工テーブル

▲ 本機種「KitMill BS200」の加工テーブル

「KitMill」シリーズを通じて蓄積してきた開発ノウハウや設計思想のもとに、2011年誕生の「KitMill BT100/200」を発展的にリニューアル。例えば、加工テーブル側に代わりスピンドル側を動かす構造を採用することでテーブル面のスリットをなくし、加工機の下に切りくずが落ちない仕様となっている。
また、カバーを外すことなく原点センサーの調整が可能になり、エンドミルの垂直度調整も容易になるなど、きめ細やかな改善を実施。使いやすさやメンテナンス性を徹底的に追求し、使用中や調整時のストレスを大幅に軽減した。

多彩なオプションで1ランク上のものづくりを実現

▲「基板加工アタッチメント」装着例

▲「30Wスピンドル化セット」装着例

拡張用のオプション品として、さまざまな専用ツールの取り付けが可能。
例えば、基板を精密かつ正確に切削するための「基板加工アタッチメント」、太いエンドミルへの換装や深い溝を切削できる「30Wスピンドル化セット」、切削中の切りくず詰まりを防止して安定した加工を実現する「集塵機作成キット」など。
その他、使用用途や加工状況などに応じてさまざまな条件をカバーできるよう、数多くのオプション品に対応。自由な拡張性で、1ランク上のものづくりを実現する。

※ オプション品のご購入が必要です。
※ 基板加工アタッチメントには基板加工専用CAMソフトORIMIN PCBが付属します。

Engineer : Hidetoshi Gomi
Editor : Keita Fukasawa
Photographer : Kota Sugawara


購入をご検討中のお客様へ

「KitMill」シリーズの購入を検討されているお客様に向けて、見学予約を受け付けております。購入前に製品を直接ご覧になってしっかりと確認したい場合に、ぜひご利用ください。