キーキャップ(粉末射出成形)
金属粉末(もしくはセラミック粉末)をバインダー(ワックス、樹脂等)と混ぜ合わせた材料をINARIで成形した後、脱脂・焼結することで金属部品(もしくはセラミック部品)を製作することができます。いわゆる粉末射出成形(PIM)です。金属粉末を使う場合は金属粉末射出成形(MIM)、セラミック粉末を使用する場合はセラミック粉末射出成形(CIM)とも呼ばれます。
少量注文が難しい、粉末射出成形の試作を行うことができます。
また、特殊な材料の場合、スクリュー方式の射出成形機ではシリンダーの清掃が大変かもしれません。INARIであれば材料ごとにシリンダーを切り替えられるため、様々な材料で試作することもできます。
成形材料
:
SUS316、セラミック
成形品体積
:
1.0cc
型材料
:
A7075
型サイズ
:
t41.5 × 50 × 35mm
- 組立後のサイズ
型製作費用
:
202,400円
焼結後に10%以上縮むため、収縮率を考慮して型を設計する必要があります。当社が試した材料では、SUS316よりもセラミックの方が収縮しました。
収縮率は材料によって異なります。
- SUS316は焼結後に電磁バレルしてあります
成形品は脆いため取り外しやすいように型を設計する必要があります(焼結品は脆くありません)。
本サンプルはテスト成形の依頼により成形しました。脱脂・焼結に関してはテスト成形の依頼者が行ったため詳細は不明です。